歯科医院内の電磁波について

 

最終更新日 2007/08/25

 

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 簡易測定器で主たる医療用電気製品を測定した値です。あくまでも参考データであることをお断りしておきます。

測定値の数字の概要 1〜3(弱) 4〜6(中) 7〜10(強) 
比較データ:PCモニターの画面前方30cm位置で「1」、側面60cmで「1」、10cmで「5」
測定機器:ITAX (SAFETY CHECKER) IS-757 商品の参考画像

 以下を見て貰えばわかるが、携帯電話の電磁波の強さが飛び抜けて強いことがわかる。しかし、それにもまして歯科医院の中が機械だらけで有ることは承知をしていたはずだが、これだけの電磁波に囲まれて日々過ごしていると改めて認識した。歯科医師という仕事は不健康な職業であること認識しなければならない。
 この調査は、元々患者に与える影響を考えてのものであったが、実は年中こういった被爆にさらされている医療従事者のためにこそ必要な検査であることを痛感した。

種目 測定値 測定距離 測定位置(条件) 機種 メーカー
PCモニタ 30cm 前方 D151 NEC
0cm 前方
60cm 側方
40cm 側方
10cm 側方
0cm 側方
0cm 後方
0〜1 20cm 後方
携帯電話 0cm 待ち受け時 Docomo P501i Panasonic
10以上 10cm 受信時
20cm 受信時
80cm 受信時
200cm 受信時
250cm 受信時
PHS 最高8 0cm 受信時 DDI Pocket  
20cm 受信時
コードレス電話 0〜1 0cm 受信時 LBGS6 SANYO
プリンタ 0cm 印刷時・前方 LBP-220Pro Canon
バイブレーター 10 0cm 強弱でも測定値は変わらず HISUPRA ヨシダ
20cm
オートクレーブ 0cm 前方 DENTCLAVE DENTCRAFT
6〜7 0cm 側方
15cm 側方
寒天ストレージャー 0cm   てき温くん ヨシダ
40cm  
ユニット稼働時 0cm 背板部・椅子上部 NOVA450・2 ヨシダ
1〜2 0cm 椅子下可動部・静止時
2〜6 0cm 椅子下可動部・可動時
     
スピットン電源部 0cm 患者側 NOVA450・2 ヨシダ
20cm 患者側
30cm 患者側・椅子中央
自動現像機 0cm 前方・スタンバイ時 Dental Processor F1 FUJI MEDICAL
0cm 前方・現像時
15cm 前方・現像時
保温箱 0cm 前方 カリオスタットボックス 三金
30cm 前方
電動注射機 0cm 注射時 カートリエース デントロニクス
ハンドピース 0cm 回転時 トライオートZX モリタ
マイクロモーター 10以上 0cm 回転時 40DS-LUX ヨシダ
10cm
15cm
レーザー 20cm レーザー2W照射時・本体前・左右 オペレーザー03S ヨシダ
10cm レーザー2W照射時・ハンドピース部
歯面測定器 5cm 後部バッテリー部 ダイアグノデント 注意01 GC: 030415測定
0cm ハンドピース部
           
           
           
           

電磁波とは

 電気が流れると、そこには電場(電気)と磁場(磁気)が起きる。フレミングの右手の法則を覚えていらっしゃいますね。この二つが組み合わさり波として伝わるのが電磁波である。
 電磁波は、極低周波から中波、短波、マイクロ波、赤外線、可視光線、紫外線、X線、ガンマ線まで含まれ、電波については「300万MHz以下の周波数の電磁波」と電波法によって決められています。

 一般には電場は直流、交流とも有害というデータはあまり出ていない
又、直流の地場についてもOK。しかし交流の磁場については害が疑われている

 世界保健機関(WHO)はこの問題に決着をつけるため、96年度から電磁波の人体への影響を洗い直すと発表した。

 わが国では疫学調査はまだ実施されていないが、電力中央研究所が通産省・資源エネルギー庁の委託で動物実験を続けている。国立環境研究所(茨城県つくば市)も最近、電磁波がホルモンや免疫、自律神経などに与える影響について研究を始めた。

  テレビ・冷蔵庫・エアコン・電子レンジといった家庭電化製品は電磁波の発生源ですが人間が快適な生活をする上で、こうした家電製品は欠くことができないものになっています。

電磁波の害

 「刺激作用」と「熱作用」という電磁波の2つの働きは、従来よりよく知られていました。感電するとピリッとするのが「刺激作用」で「熱作用」は電子レンジなどで使われている生体の温度を上げるというものです。
 ところが、電磁波と生体には、もう1つ、「非熱効果」と呼ばれる作用があります。これは電磁波が細胞レベルでのカルシウム漏洩現象を引き起こしたり、メラトニン・セロトニン・ドーパミンなどといった脳内ホルモンに悪影響を及ぼしたり、ガンの発生率を高めるというもので、非熱効果の人体への影響が重視され始めています。
 また、電磁波の影響であるという確証はありませんが、携帯電話のマイクロ波が原因と見られているものとしては、白血病、脳腫瘍、リンパ腺腫瘍、流産、染色体異常などが挙げられています。

近な家電製品の交流地場の測定値は以下のようである。(引用データ、値は不明)

種類

測定値

測定距離

測定条件

   
テレビ 30cm 前方    
15 15cm 側方
     
     
扇風機 70 30cm 前方    
100 30cm 側方
ヘアドライヤー 25以上 3cm 前方 資源エネルギー庁値  
     
電気カーペット 50以上 30cm 上方 資源エネルギー庁値  
送電線 数十 100cm 地上 7〜15万ボルト電線 関西電力
           
           
           

携帯電話

 携帯電話の使用周波数(800MHz)は電子レンジと同じ極超短波(UHF)を使っており、耳のそばで使う携帯電話が脳の温度を上げるのではとの不安がある。

 出力が高いほど発熱作用が強く、最大出力が7W以下なら安全とされ、わが国でもこれに沿った防護指針を採用しているが、その指針はアンテナと人体の距離を7cm程度と想定し、体に密着させて使う場合は注意することが望ましいとしている。

 携帯電話(デジタル)の最高出力は0.8W、PHSは0.08W程度と指針を1・2桁下回るため、郵政省の調査研究会は安全と報告した。

 電磁波の生体へ与える医学的な影響は、まだ判然としませんが、精密機器への悪影響については因果関係を特定しやすいだけに、いくつかの具体例が出ています。
 これまで、原因が突き止められなかった航空機の墜落事故についても、携帯電話などの精密電子機器に容疑がかかっています。
 96年に起きたブラジル機墜落事故の事故原因は乗客の携帯電話との見方が出たためブラジルでは、航空機に悪影響を及ぼす電磁波を防ぐため、携帯電話や小型パソコン、電子手帳などを機内持ち込み禁止としました。
 航空各社の多くはすでにCDプレーヤーや携帯電話などの使用を禁止しています。このほかにも、携帯パソコン、デジタルカメラ、ビデオカメラをはじめ航空機の自動操縦装置など計器類に影響を与える恐れのある電子機器が対象になっています。
 また、入院患者に電子制御で投薬調整していた輸液ポンプが停止してしまった事故では、携帯電話の電磁波が原因としてみられました。その後の郵政省の調査では、携帯電話からの電磁波によって医療機器の60%以上が誤動作などが起こることが明らかになりました
 心臓ペースメーカーの場合は更に深刻です。現在、全国で約20万人が利用している心臓ペースメーカーは、使用者の心電を測りながら心臓を動かす信号を送っています。携帯電話から出る電磁波が心臓からの信号に影響した時のことを考えると恐ろしくなります。医療機関においては特にそれらに対する対応を考えなければなりません。

2001/04/14

総務省の信越総合通信局が信州大学医学部附属病院の協力で調査したところ、
「心臓手術を行う手術室などの厳しい条件下でも、臓器への密着といった特殊な条件下を除いて、原則として無線LANとPHSを使用しても問題はない」とのこと。
出力が10倍以上の携帯電話は調査対象の医療機器の3割で何らかの影響が出ており注意が必要なようだ。

2003/06/20

総務省によると、非接触型ICカードなどワイヤレスカードや万引き防止装置などが心臓ペースメーカーに与える影響についての調査結果を発表。万引き防止装置については、心臓ペースメーカーに影響を及ぼす可能性があることが確認され、引き続き調査を行うとのこと。また、ワイヤレスカードについては、リーダライタ部から、心臓ペースメーカーの装着部が12センチ以上離れれば安全とした。

注意01 ダイアグノデントの本体上方10cmに携帯電話をおいて受信状態にしたときに、ダイアグノデントの計測データに影響を与える誤作動が認められた。ただし、前方、左右、後方における反応や、ハンドピース部における反応は認められなかった。